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フジのサイエンスミステリーを見て [テレビ]

1/28の夜にフジテレビで、
サイエンスミステリー2012が放送されてた。
老化が異常に速く進む病気のアシュリーの、
ドキュメンタリー番組をやってたやつね。

で、いくつか題材があったんだけど、
納得できない内容があった。
リポート内容じゃなくて、番組の演出がちょっとね。
気になったのは、
悪霊vs科学 ”未知の奇病が襲ってきた!”
…いかにも扇情的なタイトルだ。


アフリカの南スーダンで、
食事をすると発作を起こす、
ノッディング・ディジーズという病気が大流行しているらしい。
細かい内容は省くけど、
ヨメの見た感じでは、てんかんの症状にそっくりだって。

放送の中ではアウトブレイクという言葉を使って、
恐怖心を煽ってたけど、どうなんだろ。
もちろん自分は専門家じゃないけど、
放送されてた状況から考えて読み取れるのは、

 ・貧しい地域で医者が1人しかいないので、
  詳しい調査が出来ていない
 ・WHOとかでウィルスや細菌は発見されなかった
 ・ドイツの博士の調査では感染者全員に、
  寄生虫が見つかっている
 ・その寄生虫は、主にアフリカの河川に生息している

お世辞にも衛生面に優れた地域とは言いがたいところだし、
これだけの条件を見ただけでも、
地域性の高い病気であると推測できる。
それを未知の病気で、治療法が確立されていないため、
世界中に蔓延する恐れがある、
みたいな放送の仕方をしてた。


治療法が確立されてないのは間違いじゃないけど、
単純にほとんど研究が進んでないだけじゃないの?

この病気自体のことは知らなかったから興味はそそられたけど、
あまりに恐怖心を煽るような作りに、
ちょっと辟易としました。

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